中高生会員のための夏のイベント@理研(2026年7月30日)

この日は化学会の中高生会員の夏のイベント(最先端研究紹介と実験体験会 & 仁科加速器科学研究センターの見学会)のため和光の理研に行ってきました。参加してくれた中高生の方々、暑い中お疲れ様でした。実験を指導いただいた浅子先生、仁科センター(Nh、nihonium(ニホニウム)を発見)で説明いただいた研究者の方、理研のスタッフの皆様、御協力ありがとうございました。

写真左:4価のチタノセンを亜鉛で還元するとことで生成する3価のチタノセン溶液は写真のような青色ですが、微量の酸素に触れると一瞬で黄色や無色系(4価の酸化種)へと変色してしまいます。いかにして酸素に触れることなく溶液を移動させるかを体験しました(カニュラ、cannulaで移動です)。
写真右:仁科センターの装置のコントロール室の配線です。基本手作りのようで。。。最先端の研究もまさにマンパワーで支えられていることを目の当たりにして、なにやら安心しました。1923年、日本の物理学の父と呼ばれる仁科芳雄先生はコペンハーゲン大学のニールス・ボーアのもとへ赴き、長期間にわたり最先端の量子論を学びました。その際、国籍や年齢に関係なく議論し合う「コペンハーゲン精神」を体得し、日本へ持ち帰りました。リベラルな民主主義が日本で発展始めたころ、世界的にも「自由な学問」という風潮が支配的だった一つの証左のように感じました。
荻野

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